ともぞーブログ

日々の生活の中での楽しかった事・嬉しかった事を忘れないために。

旅の記録 バルセロナ・パリ⑦ パリ2日目

6時50分起床。7時半にホテルでモーニング。バルセロナのホテルのような品数は無いが十分だ。8時には出発。

ルーブル美術館まで歩いて行く。パリの街並みも素敵だ。9時前には着いたが、既に大勢の人が並んでいる。予約しなかったらと思うとゾッとする。娘よありがとう。

入口はルーブル美術館で有名なピラミッドからのようだ。eチケットの提示(入場予約時間の確認のみ)・セキュリティチェックを受けてからエスカレーターで降りて行く。私たちはモナリザ直行コースを予約しており、更に直行コースのゲートでeチケットを読み取ってもらい通過する。とても広い空間の使い方にスケールの大きさを感じる。

案内通り進み、迷う事なくモナリザの展示してある部屋へ。実際のモナリザは思っていたよりも小さい。順番にではあるが一番前で写真を撮る事が出来た。9時に直行してきた事は正解だったと思う。後はゆっくり見て回ろう。だが、かなり複雑な造りになっているようで、地図に強い私も苦労した。かなり歩いた。

ミュージアム内のカフェのテラス席で昼食をとる。旅行中初めてのテラス席。パリにはハトはいないが、虫はやっぱりいる。チキンのサンドウィッチとオレンジジュースを注文。カフェは3階くらいにあったようで、入ってきたピラミッドを下に見る感じだ。ピラミッドを窓拭きロボがお掃除しているのが見える。こうやって掃除してくれていたのね、ありがとう。まだまだ入場の列が長く続いている。9時に入れて本当に良かった。結構ガツガツと食べたと思うが、サンドウィッチは大きすぎて少し残してしまった。30センチほどのバゲットサイズで紙袋に入っているが、夏でこの後も炎天下を移動するためごめんなさいしてしまいました。

休憩したので、フロアマップをもらって観たいものがちゃんと回れているのか確認する事に。だが、フロアマップがある最初に入ってきたゲートに辿り着けない。やっと着いた。出たら戻れないようだが、ジョンレノン似のスタッフさんにフロアマップだけ取りに行きたいと相談すると、なんとぎこちない日本語でマップのある場所を教えてくれた。そして戻ってきたら入れてくれた。ありがとう。本当に素敵な人にばかり出会えて私は幸せ者だ。

マップを見ながらの移動はなんてスムーズなんだ。通っていたのに気付けてなかったりした物が何と多いこと。マップ見ながらの移動をお勧めします。

ルーブル美術館を出た後はノートルダム大聖堂へ向かう。大聖堂へも歩いて行くが、少し寄り道。娘の寄りたかったお店に行く。ペーパーを扱っている雑貨?文具?のお店のようだ。入ったお店のご主人はパリの方だが奥様が日本人でお隣でお店をしていると話しかけてくれて案内してくれた。とても可愛らしいものがたくさんある。娘が行きたかったお店はこちらのお店だったようだ。奥様はお客様の対応中でお忙しくされていたため、お話はしなかったが、ご主人も優しくて空気感が素敵だった。

ノートルダム大聖堂は火事にあったため、修繕中でフェンスに囲まれている。大聖堂前の広場ではダンスパフォーマンスをしているグループが。観客を巻き込んでの楽しいものだった。バルセロナを思い出す。

このまま凱旋門まで行ってみる事に。さすがに距離があるため、メトロで移動することに。10回券を購入した。バスも利用できる。パリのメトロはバルセロナのメトロよりも明るく安心できる。

凱旋門では写真だけで、エッフェル塔へ歩いて向かう。ここでもGoogleマップ大活躍。かなり歩いた。セーヌ川の向こうにエッフェル塔が見えてきた。エッフェル塔には登らなくていいよね、と事前予約していなかったが、ここまで来たら登りたくなった。エレベーターに乗るまでに2時間待ちのようだ。やってみたいと思った事は全部やっておこうよ、と娘が言ってくれた。ありがとう。最上階へ行くエレベーターは既に完売しており、展望階に行くエレベーターのチケットを購入。展望階で降りて、ぐるりと写真を撮りながら周り、降りるエレベーターに乗る。それなりに満足はしているが、滞在時間10分ほど。エッフェル塔アダルト€18.10、ユース€9.00。

そのままエッフェル塔まん前のセーヌ川クルーズ船乗り場へ。ルーブル美術館とクルーズ船のセット券だったためだ。直前で乗船をストップされ、次のクルーズ船に乗る事に。2階がオープン席のクルーズ船だ。2階席の進行方向前方に向かおうと娘と決めた。それほど待つことなく次の船がきた。狙い通りに前方の右側向きの席に座る事ができた。だが、遅く乗り込んで来た人達が前方の柵に立ち始めた。全然前が見えない。さっき出港した船にはそんな風に立っている人達はいなかった。同じように座っている人が「立つのはやめて座ってください」と言ってくれた。バツの悪そうに座ってくれる人もいてくれた。だが、それでもそのまま前方に立っている人もいる。

席から見ていると列が直ぐに長くなっていく。クルーズ人気なんだなと思っていると動きだした。川沿いでは優雅に社交ダンスをしている人達、座ってくつろいでいる人達、手を振ってくれる人達。素敵な時間の過ごし方に心が癒された。すれ違う船ではバースデーパーティをしていた。50の数字のバルーンが目を引く。私達の船からハッピーバースデーを歌い始める人達が。皆んなで口ずさみお祝いする。旅先ならではだなぁと楽しめた。ルーブル美術館も川から眺める事ができて、こんなゆったりとした時間もいいものだと思った。そしてまたエッフェル塔に近づく頃には綺麗な夕陽が正面に見えた。この瞬間、この場所にいることができて本当に幸せだと心から感じた。エッフェル塔に着く少し前に、隣に座っていた男性が、娘さんと写真撮ってあげようかと声を掛けてくれた。お言葉に甘えてお願いする。本当に素敵な人達に出会えて幸せだ。本当にありがとうございます。約1時間のクルーズ、とても満足でした。

船を降りてからはエッフェル塔の反対側の芝生広場の方へ行ってみた。オレンジ色のライトアップは21時半にされたが、多くの人が芝生に座って待っているのはシャンパンライトアップだ。22、23、0、1時に5分間なるらしい。だが、遅くなるため切り上げる。近くのバス停からホテル近くまでいくバスがある。何とか間に合う。食事をしていないため、コンビニで買う事にした。が、コンビニも閉まっている。かろうじて開いていたホテル近くのミニスーパーでヨーグルトとファミリーパックのパンを買う。お店のおじさんにヨーグルトを食べる用のスプーンをもらえないかと聞いたら出してくれた。おじさん、ありがとう。荷物の中に割り箸は持ってきているがスプーンは無かった。次回からは用意しておこう。

ホテルの部屋で簡単な食事を済ませ、順番にシャワーを浴びる。シャワーを浴びているとシャワールーム・トイレ・洗面台の電気が消える。扉の隙間から部屋の電気はついているのが見える。そう言えば昨日も消えた気がする。節電か?パリはそういうものなのか?このホテルの6階だからか?勝手に消えてしばらくすると勝手につく。またパリへ来ることがあるなら別のホテルに泊まって確認してみたい。

明日はモン・サン・ミシェルツアー。ずっと行ってみたいと思っていた場所。楽しみだ。